お役立ちコラム

ラジカル塗料って何が良いの?

2021-10-19

ラジカル塗料って何がすごいの

皆様のお住まいに塗装工事をするなかで、あらゆるご質問をいただくのですが、なかでも特に多いのが「どの塗料を選べばいいのか分からない」ということ。たしかに塗料によってさまざまな特性や差があります。初めて塗装をする一般のお客様にとって優れた塗料など判別できないでしょう。

これまで一番人気とされてきたのは「シリコン塗料」ですが、最近では「ラジカル塗料」も互角と言えるほど、主流になりつつあります。正確には「ラジカル制御型塗料」といいます。ラジカルとは外壁や屋根で使われる顔料に紫外線などの 塗装が劣化する原因分子(=ラジカル)で、その発生を制御してくれるのが「ラジカル塗料」となります。

ラジカル制御塗料は、2012年に日本ペイントが販売開始しました。その後、大手メーカーである関西ペイントやエスケー化研でもラジカル制御塗料の販売が始まり、徐々に人気が出てきています。まだ知名度や実績が低い「ラジカル塗料」ですが、今現在注目の塗料です。

ここでは、ラジカル塗料とはどんな塗料なのかをご紹介いたします。

ラジカル塗料とは

ラジカル塗料(ラジカル制御塗料)とは、塗料の劣化因子「ラジカル」を抑える成分を組み込んでいる塗料のことです。

ラジカルは、紫外線や雨・風によって発生する塗膜の劣化因子です。紫外線などの外的要因に塗膜がさらされると、塗膜内部でラジカルという劣化因子が発生します。その結果、塗料の分子構造が破壊されチョーキングや割れなどが起きます。このラジカルは、塗料に含まれる※酸化チタンが太陽の紫外線に当たることで発生します(※酸化チタン…白色顔料。淡色の塗料には必須です)。ラジカルが発生すると、塗料の樹脂(水を弾く油分)や顔料(色を付ける粉)を劣化させてしまいます。

その劣化症状の一つが、外壁を触った時に手に粉が付く「チョーキング」現象です。

チョーキング現象
チョーキング現象

現在のラジカル塗料の耐用年数は12年〜15年くらいが多く、中級のシリコン塗料以上であり、高級塗料のフッ素塗料以下の位置付けになっています。

ラジカル塗料のメリット

ラジカル塗料には一般的な塗料よりも優れた点があります。
耐久性や仕上がりなどお家にとって嬉しい効果があるので、詳しくチェックしていきましょう。

耐久性が高い

下塗り

従来の塗料は、塗膜面の保護力で紫外線や雨水をブロックすることに特化していましたが、ラジカル塗料には、塗膜の力に加えて、塗装の劣化原因となるラジカルの発生を抑制するため、ダブルの力で紫外線のダメージを防ぐことができます。

一般的なシリコン塗料の耐久性と比較すると以下の通りです。

一般的なシリコン塗料8~15年
ラジカル制御シリコン塗料12~15年

一般的な塗料の中にも、高耐久なものはありますが、長持ちしないものもあります。しかしラジカル制御シリコン塗料は12~15年と長持ちするものが多いです。
塗装を長く持たせたい方におすすめの塗料です。

汚れがつきにくい

ラジカル塗料は、表面の艶が長く続くので、その分汚れも付着しにくいです光沢があるため、汚れが付着しにくく、低汚染性に優れているのです。そのため、ツヤと色持ちが長持ちします。ツヤ消しも可能ですが、塗膜の寿命を延ばしたい場合はツヤありがオススメです。またラジカル塗料は、親水性が高く外壁に付いた汚れを雨と一緒に洗い流します。撥水性塗料も親水性塗料も防水性は同じですが、親水性の塗料は雨が塗膜に馴染んで汚れごと洗い流してくれます。白い外壁にしたい方や、車の交通量が多い地域にお住まいの方に嬉しいメリットです。

チョーキングが起こりにくい

劣化した外壁や屋根に触れると白っぽい粉は点いてしまうことがあります。これをチョーキング現象というのですが、「ラジカル塗料」を使用すればチョーキング現象が起こりにくくなります。これは先述した通り、外壁の劣化因子である「ラジカル」の発生を制御してくれているから。劣化しにくい外装を作るために「ラジカル塗料」は大きな役割を果たしてくれるのです。塗装時の光沢が持続する従来の塗料を使った場合、使用するうちに劣化が進み、塗装時の光沢はだんだんと失われてしまいます。「ラジカル塗料」を使えばその光沢がなかなか劣化せず、

防カビ、防藻効果

「ラジカル塗料」はバイオ技術を用いて作られているため、防汚性、防カビ性に富んでいます。高耐久な塗膜で、カビ・藻の胞子を付着させにくくします。日当たりが悪い外壁にも使いやすく、雨水が降っても汚れません。カビ・藻が繁殖すると、見た目を損なうだけでなく、外壁自体を脆くしてしまうので、この効果はとても重要です。

コストパフォーマンスが良い

「ラジカル塗料」はそもそも従来のフッ素塗料に比べて、1㎡あたり約1000円は安く施工でき、リフォーム費用を節約できます。また塗膜の耐候性が高く、耐用年数が15年前後と長寿命なので、ランニングコストも従来品に比べてかかりません。

施行がしやすい

「ラジカル塗料」は塗装会社にとってもメリットがあります。「シリコン塗料」などと違って水性なので、ローラーで塗ったときの伸びがよく施工しやすいのです。なので、金属サイディング・窯業系サイディング・モルタル・ALCパネル・木部・鋼板など、どんな外壁にも塗装が可能です。作業がスムーズに進むという点ではお客様にもメリットがあります。

ラジカル塗料のデメリット

実績数が少ない

ラジカル塗料の販売開始は2012年で比較的新しい塗料です。そのため他の塗料よりも実績が少ないです。また、実際の耐用年数も不明確です。メーカーの耐候性実験では、ラジカル制御シリコンで15年ほど持つという結果が出ています。しかしあくまで実験の結果であり、ラジカル塗料は10年以上経過したデータが少ないため、本当に効果が得られるか、実際に10年経過するまでわかりません。実際に塗って15年経ったお家はまだ少ない、という点は知っておきましょう(2021年現在)

ラジカル制御塗料の施工単価(m2)はいくらくらいか?

1,900~3,000円/m²程度です。
(製品により前後します)

昌栄の取り扱うラジカル塗料

中塗り

パーフェクトトップ

パーフェクトトップ

まずご紹介するのが、日本ペイントの「パーフェクトトップ」です。ラジカル制御機能だけでなく、低汚染性・防カビ防藻性はもちろん、親水化技術により、雨だれ汚染から建物を守ります。光沢が強く、長く美しい外観が保たれます。

~おすすめな人~

・光沢感を長持ちさせたい

アレスダイナミックトップ

アレスダイナミックトップ

続いてご紹介するのが、関西ペイントの「アレスダイナミックTOP」です。
ラジカル制御機能の他にも、低汚染性、防カビ・防藻性が高く汚れにくい塗料として人気です。また淡色だけでなく濃色も取り扱っています。

~おすすめな人~

・外壁の色にこだわりたい
・コストパフォーマンスを重視したい

まとめ

ラジカル塗料のメリット・デメリットは以下の通りです。

■6つのメリット

・耐久性が高い

・コストパフォーマンスが良い

・ 施行がしやすい

・ 汚れがつきにくい

・チョーキングが起こりにくい

・ 防カビ、防藻効果 がある

■デメリット

・実績数が少ない

さまざまな機能がある「ラジカル塗料」は、イニシャルコストもランニングコストも安く、人気があり実績数も年々増えてきています。これからスタンダードになること間違いなしの塗料です。これから外壁や屋根の塗装をお考えの方は、ぜひ「ラジカル塗料」を使用してみてください。横須賀市や横浜市、三浦、鎌倉、逗子、葉山で施工をお考えなら、有資格者による迅速かつ確実な施工が強みの昌栄まで、お気軽にご相談ください。

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