こんにちは!2022年8月22日月曜日、大分涼しくなった横須賀昌栄周辺です。ようやく秋の気配がし始めました。
でも、10月まで暑さが続く年もあるので、まだまだ気は抜けない、また恐ろしい猛暑が来るのでは・・と、個人的には思っています。
さて、本日8月22日は「ちんちん電車」の日だそうです。
路面電車の別名がちんちん電車なのですが、なぜ、路面電車はそう呼ばれるのでしょうか?
その1.
昔の路面電車は交通渋滞をしている道路を走ることもあり、人や車が路面電車の前を横断しようとしていることも多々あったようで、その際に運転手は警笛を“チンチン”と鳴らして注意を喚起していた。そこから、「チンチン電車」呼ばれるようになったと言われている説。
その2.
昔は車内に車掌がおり、車掌は運転手にベルを鳴らしてメッセージを送るというかたちをとっていた。
“チン”とひとつ鳴らすと停留所が近づいてきたしるし、“チンチン”とふたつ鳴らすと、降りる客はいないというしるしというものだった。
この音をとって「チンチン電車」と呼ばれるようになったという説。
など、諸説ありました。
ちなみに、この辺りで馴染みのある江ノ電は、実は路面電車ではないのはご存知でしたか?
道に設けられた路線を走る電車なら、路面電車ということになるそうなのですが、江ノ電が開業した1902(明治35)年当初は、江ノ電も路面電車の仲間でした。ところが、太平洋戦争中に、普通鉄道への変更を求められました。当時、軍部は物資の輸送に欠かせない東海道本線や、軍関係施設が多い横須賀線が空襲等で長期間不通になることを恐れ、もし不通となったときには、迂回路として両線に接続する江ノ電の路線を利用したいと考えたのだそうです。
それ以降、江ノ電は路面電車に戻ることなく、普通鉄道として運用されているそうです。
この「ちんちん電車」聞く人・地域によって「カンカン電車」と呼ぶ地域もあります。ひょっとしたらキンキン電車と呼んでいる方もいるかもしれません。
感じ方は人によって様々であり、どれも間違いとは言えません。
これが『個性』『価値観』であり、人それぞれ違いがあります。「善悪」の枠ではなく「相違」の目線でとらえてみると、自分の懐が深まっていくものなのかも知れませんね。
今日もいろんな人と出会い、話しをします。「変わりもんだな」と捉える前に、価値観の違いとして捉えてみる一日にしてみてはいかがでしょうか。